みなさん、こんにちは!
東洋医学では、患者さんの状態を把握するために「四診(ししん)」という4つの診察方法を使います。望診・聞診・問診・切診の4つで、今回はその中の「切診(せっしん)」についてご紹介します。
切診は、実際に体に触れて確認する方法で、西洋医学でいう「触診」にあたります。鍼灸の現場では特に「脈診」と「腹診」が中心となります。
脈診は手首の脈に触れて、速さや強さ、深さなどから全身の状態を探ります。さらに、五臓六腑と呼ばれる内臓の働きのバランスをみる手がかりにもなります。たとえば、肝の不調があると張った脈、脾胃の弱りがあると緩んだ脈になることもあります。
一方、腹診はお腹の張りや冷え、圧痛(押したときの痛み)などから、内臓の状態や体のエネルギーの巡りをみていきます。当院の自律神経鍼灸メニューでも取り入れており、その日の状態に合わせた施術に活かしています。
脈診や腹診はそれぞれ単体ではなく、他の診察と組み合わせて総合的に状態を読み解いていきます。そしてその日その時の状態に合った、オーダーメイドの施術を行うことができるのです。