リブフレアとは何か

みなさん、こんにちは!

今日は、姿勢や呼吸の評価でよく出てくる「リブフレア」についてお話しします。

リブフレアとは、肋骨が前方や外側に開いた状態のことを指します。
横から見ると、みぞおち付近が前に突き出て見えることが多く、胸を張っているように見えるケースもあります。

本来、肋骨は呼吸や体の動きに合わせて自然に開いたり閉じたりします。
ただし、常に開いた状態が続いている場合は、姿勢や体の使い方のクセが影響している可能性があります。

肋骨が開く動き自体は異常ではありません。
息を吸う時、体幹を回旋させる時、体幹を伸ばす時には、肋骨は一時的に開きます。
問題になるのは、これらの動きが無意識のまま続き、日常姿勢として固定されてしまうことです。

リブフレアが起こる背景には、必要な部位がうまく使えないことで生じる代償動作があります。
特に影響を受けやすいのが横隔膜の働きです。
肋骨が開いたままだと、横隔膜が上下に動きにくくなり、呼吸が浅くなったり体幹が安定しにくくなります。

また、リブフレアが見られる方の多くに共通しているのが、広背筋の硬さです。
ただし、リブフレアの理由は一つではなく、体の使い方や生活習慣など、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。

その中でも広背筋は、肋骨や骨盤、腕までつながる大きな筋肉で、影響が出やすい部位の一つです。
ここが硬くなると肋骨を外へ引っ張りやすくなり、肋骨が開いた状態を助長します。

その結果、巻き肩になりやすく、肩が前に出た姿勢とも関連します。
リブフレアは肋骨だけの問題ではなく、全身の姿勢バランスに影響する状態といえます。

胸を張っているのに疲れやすい方や、呼吸が浅いと感じる方は、ご自身の肋骨の位置にも目を向けてみてください。

当院では、リブフレアを含めた姿勢や体の使い方を丁寧に確認し、無理のない形で整えていきます。
気になる方は、お気軽にご相談ください。