
【患者様のお悩み】 10代の学生。部活動でバレーボールをしており、週に5〜6日練習を行っていました。 3週間前からジャンプや着地の際に膝のお皿の下に痛みを感じるようになり、徐々に練習後の痛みも強くなってきました。 特に繰り返しジャンプする場面で痛みが出やすく、思い切ってプレーできないことがお悩みでした。 【検査・評価】 膝周囲を確認すると、膝蓋骨の下から膝蓋腱周辺に圧痛がみられ、ジャンプやスクワット動作でも痛みが誘発されました。 さらに身体全体を評価すると、足関節の動きの硬さや股関節の使いにくさがあり、ジャンプから着地する際に膝へ負担が集中しやすい状態がみられました。 バレーボールではジャンプだけでなく、着地の際に足首・膝・股関節を連動させて衝撃を吸収することが重要です。 今回のケースでは、この連動がうまく行われず、繰り返されるジャンプ・着地によって膝蓋腱への負担が大きくなっていると考えました。 【施術】 痛みのある膝だけではなく、太もも周囲の筋肉へのアプローチに加え、足関節・股関節の可動性を改善する施術を行いました。 また、ジャンプや着地動作を確認し、膝だけに負担が集中しない身体の使い方やセルフケアもお伝えしました。 施術と運動量の調整を行いながら経過を確認したところ、ジャンプ・着地時の痛みが徐々に軽減し、バレーボールの練習でも痛みを気にせず動ける場面が増えていきました。 ジャンパー膝は、成長期のスポーツ選手にみられる膝前面痛の一つですが、膝だけに原因があるとは限りません。 ※成長期の膝の痛みにはオスグッド・シュラッター病など別の病態もあるため、症状に応じた評価が重要です。 ぜひ一度ご相談ください。
コメント